25日午後7時25分ごろ、北海道美深町内の国道40号で、赤信号を無視して道路を横断していたとみられる84歳の女性が、進行してきたワゴン車にはねられる事故が起きた。女性は頭部を強打し、収容先の病院で死亡している。
北海道警・美深署によると、現場の交差点には信号機と横断歩道が設置されていたが、女性は赤信号の状態で横断。直後に進行してきたワゴン車にはねられた。
女性は数メートル弾き飛ばされ、頭部を強打。名寄市内にある病院に収容されたが、事故から約1時間30分後に死亡した。警察はクルマを運転していた余市町内に在住する67歳の男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。
現場は美深町大通北1丁目(N44.28.46.8/E142.21.0.8)付近で、片側1車線の直線区間。ワゴン車の運転者は「自分の信号が青だった」と主張。目撃証言もこれに沿っているという。警察では女性が赤信号状態で横断を開始したのか、青信号中に渡りきれなかったのか調べを進めている。