日立オートモーティブ、8月以降のECUの供給にめど

自動車 ビジネス 企業動向

日立オートモティブシステムズは、エンジンコントロールユニット(ECU)の納期遅延の影響で、日産自動車の国内と北米の工場の生産ラインが停止した問題で、8月以降の調達に目途がついたと発表した。

ECUは、主要部品であるカスタムICの調達先であるSTマイクロエレクトロニクスが、日立オートモーティブが求める調達量を供給できないと一方的に通告、この影響で日産の国内工場の生産が4日間にわたって停止、8月以降も要請通り供給されない可能性があった。

日立オートモーティブでは、STマイクロの協力で、8月以降の調達量について充足する見通しとなり、ECUの必要数量の納品が可能となったとしている。

一部では、半導体の需要が急増しているため、STマイクロがコストダウン要求の激しい日立オートモーティブ・日産への供給を減らしたと報じられたが、今回、日立オートモティブシステムズは「一部誤解を招く報道があったものの、(半導体需給がひっ迫している)厳しい環境下においても、STは公平、誠実なパートナーとして連携している」としている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 元世界王者レイニー、34年ぶりのラグナセカを特別なヤマハ『XSR900 GP』で駆け抜ける
  2. ポルシェデザインのタワマンは最高72億5000万円、アジア初バンコクの物件が日本発売へ
  3. タイプRとホンダウイング、ホンダ公認の保冷ボトルホルダー2種が登場…夏のドライブやツーリングのお供に
  4. 劇的に流麗! アウディ『Q3スポーツバック』新型に備えよ
  5. 新型マツダ『CX-5』発表に「先代よりマッチョ」「今風になった」など反響! 注目はサイズとインテリア
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る