愛知機械工業が発表した2010年4〜6月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期の約9倍の27億3000万円となった。
売上高は前年同期比43.7%増の290億2600万円となった。エンジンは日産自動車向けの『ジューク』が立ちあがったほか、欧州向けの『キャシュカイ』も好調だったため。マニュアルトランスミッションは、日産のキャッシュカイ向けや輸出用の『ピックアップ』が増加した。また、日産の輸出用エンジン部品も好調だった。
収益では売上高の増加やコスト低減効果で、経常利益は同817.0%増の27億3600万円、当期純利益が同892.1%増の15億8500万円と大幅な増益となった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。