BMW 5シリーズ、最高の衝突安全性評価…IIHS

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5シリーズセダン IIHSの衝突テスト
5シリーズセダン IIHSの衝突テスト 全 5 枚 拡大写真

米国IIHS(道路安全保険協会)は29日、BMW『5シリーズセダン』を「2010トップセーフティピック」に認定した。

IIHSの衝突テストは、前面オフセット64km/h、側面50km/h、後方32km/hで実施。ダミー人形が受けた傷害レベルに応じて、GOOD(優)、ACCEPTABLE(良)、MARGINAL(可)、POOR(不可)の4段階で評価する。

さらにIIHSでは、追突時のむち打ち確認テストと横転を想定したルーフ強度テストも行う。そして、総合評価でGOOD(優)となった車を、「トップセーフティピック」に認定し、衝突安全面でのお墨付きを与えている。

IIHSのテストは、「535i」グレードで実施。前面衝突では頭、首、胸、足と、すべての部位へのダメージが最小限で、各部位がGOOD(優)評価と認められた。

側面衝突でも、運転席と後席ともに、すべての部位へのダメージが少なく、GOOD(優)評価。ボディの安全構造に関しては、前面衝突と側面衝突のどちらもGOOD(優)評価となった。

また、追突時のむち打ち確認テストとルーフ強度テストも、GOOD(優)。すべてのテストで完璧な結果を残した5シリーズセダンは、総合評価が最高のGOOD(優)となり、トップセーフティピックに輝いた。

IIHSは、「5シリーズのトップセーフティピック認定は初」と語っている。

《森脇稔》

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