横浜ゴムが発表した2010年4〜6月期(第1四半期)の連結決算は売上高が前年同期比23.4%増の1174億円と大幅増収となった。
タイヤ事業が国内が新車・市販用ともに販売が増えたほか、北米やアジアを中心に海外販売も好調だった。
収益では、原材料費の上昇や円高による悪化があったものの、操業度の改善やコスト削減の効果で営業利益は59億円と黒字に転換した。前年同期は41億円の赤字だった。
経常利益は33億円、当期純利益が16億円となった。
業績が予想以上に好調なため、中間期業績見通しは下方修正したが、通期業績見通しは据え置いた。中間決算公表時に見直す。