トヨタ車体が発表した2010年4〜6月期(第1四半期)の連結決算は、当期純利益が33億8900万円と黒字に転換した。前年同期は28億円の赤字だった。
新車売上げ台数はエコカー補助金などの効果で国内向けが好調で同34.1%増の16万6000台となった。このため売上高は前年同期比31.8%増の3695億6000万円だった。
収益では、売上げ増に加えて、グループあげての収益体質改善活動の成果もあって営業利益は64億2100万円、経常利益は63億6300万円となった。
通期業績見通しは売上高が前回予想よりも500億円増となる1兆4100億円、経常利益が60億円増の170億円、最終利益が35億円増の100億円となる見通し。