志賀自工会会長、円高で声明「想定超えた水準」

自動車 ビジネス 企業動向
志賀会長(資料画像)
志賀会長(資料画像) 全 1 枚 拡大写真

日本自動車工業会(自工会、志賀俊之会長=日産自動車最高執行責任者)は9日「現状の為替水準について」と題した会長声明を発表した。自工会が会長名で為替に関するコメントを出すのは初めてという。

円高について志賀会長はこれまでも記者会見などで質問を受けるたびに「国内の補助金終了に加え、円高で輸出が影響受けると日本経済に大変大きな影響があると懸念している」などと警戒感を示してきた。

今回、声明として発表することで政府に円高是正への対応を促したいという会長の強い意向があったと見られる。

声明文は「昨今の主要各国通貨に対する円の為替水準は想定を超えた円高状況にあり国内生産や雇用に大きな影響を与えかねず、業界として大変危惧している」とし「政府には国際協調の下、為替の安定化に向けた対応をお願いするとともに、回復基調にある景気が腰折れすることのないよう適切かつタイムリーな経済運営の実施をお願いしたい」としている。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る