クロスオーバーSUV『XC60』に、2.0リットル小排気量エンジンを搭載した「T5 SE」が新たに追加された。従来は1グレードで約600万円からという価格ながら、日本では『V50』、『V70』に次いで3番目の売れ行きとなったXC60。T5 SEはエントリーグレードとして500万円以下に設定することで更なる拡販をねらう。
T5 SEの最大の特徴は新開発となる直噴2.0リットル直4ターボエンジンだ。これに6速デュアルクラッチトランスミッションを初採用した。最高出力は203ps、最大トルクは300Nm。「T6 SE AWD」比で140kg軽くなったボディと相まって、小排気量&FFながらレスポンスの良い走りを楽しむ事ができる。
ライバルはアウディ『Q5 2.0TFSI クワトロ』とBMW『X3 xドライブ25i』。ボルボカーズジャパンでは「T5 SEはFFだが、安全装備、快適装備を充実させ競合エントリーグレードより約70万円低価格。レザーパッケージを含めるとさらに約10万円のアドバンテージがあり、圧倒的なお買い得感、競争力がある」とアピールする。