トヨタ、イランへの輸出を停止

自動車 ビジネス 企業動向
ランドクルーザー(資料画像)
ランドクルーザー(資料画像) 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車は11日、6月からイランへの完成車の輸出を停止していることを明らかにした。

これは、国際情勢への配慮と見られる。イランの核開発を巡り、国連や米国が制裁強化に動き出している中、トヨタがイランへの輸出を続ければ、主力市場の米国での販売に影響が出るとの判断があったようだ。

イランでは、悪路走破性に優れるトヨタ車の人気は高い。『ランドクルーザー』など、SUVのイランへの輸出台数は、ここ数年では2008年の約4000台がピーク。今年1〜5月では、222台を輸出している。

トヨタによると、輸出の停止は無期限という。輸出再開は、国際情勢を注視しながら検討するとしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『GT-R』をオリジナルアルミボディでカスタム、「R356」がふるさと納税の返礼品に…三重県明和町
  2. ランクル最小モデル登場!トヨタ『ランドクルーザーFJ』世界初公開、日本発売は2026年央頃に
  3. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
  4. どうやって駅構内に運んだ?『クロスビー』改良新型のJR浜松駅搬入の裏側をスズキが公開
  5. マグネット式だから着脱も簡単! 形状記憶素材を採用した「カーボン調ドアノブプロテクター」登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る