米国での販売不振が続くスズキ。そのスズキが大規模な販売店のリストラに着手したと16日、米国のメディアが報じた。
記事によると、スズキは今年3月、全米の354ディーラーの中で、販売成績の悪い150拠点をリストラ対象に選定。このうち約50拠点が、スズキとのディストリビューター契約解除に応じたという。
スズキの米国での新車販売台数は、2007年の10万1884台をピークに下降。今年1〜7月累計では、前年同期比47.9%減の1万3501台にとどまっている。
販売回復の起爆剤として、2009年12月に投入された新型『キザシ』も、今年1〜7月の販売台数は3002台。ガソリン無料やキャッシュバックなどのキャンペーンも、大きな効果を発揮していないのが現状だ。