テスラ、NUMMI設備の一部も買い取りへ

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2010年4月に閉鎖したトヨタとGMの合弁工場、NUMMI(米国カリフォルニア州)。米国テスラモーターズが、その土地と建物だけでなく、設備の一部も買い取ることが判明した。

テスラは2010年5月、トヨタとEVの開発で提携。それと同時に、閉鎖されたNUMMIの土地の一部と建物を、約4200万ドル(約38億円)で購入した。これは、トヨタと共同開発するEVを、2012年から生産するための準備である。

米メディアによると、テスラはその後、NUMMIの建物内の設備に関しても、資産価値を精査。その結果、使用できるものが充分にあるとして、その部分を約1500ドル(約13億円)で買い取ることを決定した。

設備には、塗装ラインや組み立て用ロボットなどが含まれるもよう。これにより、2012年からの新型EVスポーツセダン、『モデルS』の生産に向けた準備が加速すると見られている。

《森脇稔》

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