出光、自動車のギア油など向け高粘度PAOを発売

自動車 ビジネス 企業動向

出光興産は、自動車のギア油向けなどに、独自のメタロセン触媒技術を用いた高機能PAO(ポリアルファオレフィン)の高粘度グレードの販売を開始する。

同社は現在、中東を除くアジア地域で唯一、アルファオレフィンを製造している。アルファオレフィンの主用途のひとつに、PAOがあり、合成潤滑油のベースオイルとして広く使用されており、高粘度グレードは、耐久性を要求される風力発電用のギア油や工業用潤滑油、自動車用ギア油向けのベースオイルとして使用されている。

今回発売するPAOは、低温流動性に優れ、粘度の温度依存性が小さい。また、酸化安定性が高く、長期間の使用でも安定した品質を確保できるとしている。

この高機能PAOをベースオイルとして配合した潤滑油は、従来品を配合した潤滑油と比べ、省エネ性、長寿命性に優れ、環境負荷低減に貢献するとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. 軽EV市場に新顔登場、ホンダ『N-ONE e:』と競合する車種
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る