【アウディ RS5 日本発表】450psのプレミアムスポーツクーペ

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RS5クーペと大喜多寛アウディジャパン社長
RS5クーペと大喜多寛アウディジャパン社長 全 12 枚 拡大写真

アウディジャパンは、高性能プレミアムスポーツクーペ『RS5』を9月13日から販売開始すると発表した。RS5は『A5』の最上級モデル。スポーツモデル開発を手がけるアウディの子会社クワトロ社が開発を手がけた。

RS5には、高回転型4.2リットルV8 FSIエンジンに、最先端の7速Sトロニック・トランスミッションなど、最新のパワートレイン技術を採用する。最高出力は450psで、0-100km/h加速は4.6秒。熟練工が1基ごと手作業で組み立てるこのエンジンは、ねじれ剛性を高めた高強度クランクシャフト、強化合金ピストン、特殊製法で強度を高めたコンロッドなど、主要部品を専用設計して採用した。

また、惰力走行中や減速時など、エンジン負荷が小さくなる場面で、オルターネーターで発電した電力をバッテリーに蓄積、この電力を加速時などエンジン負荷の大きい場面で放出し、エンジンのパワーロスを抑え、燃費を向上させる「エネルギー回生システム」も採用する。低フリクションオイルポンプも採用して環境性能を高めている。

初搭載となる新世代のクワトロは、軽量コンパクトな「クラウンギア式センターディファレンシャル」を採用した。シンプルな機械式ギア構造でトルク配分のレスポンスを向上させるとともに、従来比2kg軽量化した。さらに路面状況に応じて前後輪のトルク配分を、最大で前輪に70%、後輪に85%とより大きく変化させることが可能となった。

フロントのシングルフレームグリルおよびフロントバンパー左右のエアインテークグリルには、RS専用のダイヤモンドルックデザインを採用した。

リヤデザインでは、バンパーエッジとディフューザーインサートに囲まれた楕円形の大径エキゾーストテールパイプが特徴。トランクリッドには電動昇降式のスポイラーを組み込み、高速走行時にリフトアップする。

インテリアは高品質なシルクナッパレザーを採用した専用フロントスポーツシート、ラップタイマー機能付DIS(ドライバーインフォメーションシステム)、ピアノブラックフィニッシュのメータートリム、リアルカーボンのデコラティブパネルなどスポーティなコックピットに仕上げた。

価格は1204万円。

《レスポンス編集部》

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