日産、2015年以降の新型車で15%の軽量化

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日産自動車は15日、環境対応策の一環として2015年以降に投入する新型車の車両重量を、同一車の05年時点に比べ15%の軽量化を目指す方針を明らかにした。

同日、横浜市の日産本社で行った軽量化技術の説明会で、有重邦雄先行車両開発部長が公表した。軽量化による燃費性能の向上でCO2(二酸化炭素)などの排出低減につなげる。

自動車メーカーが軽量化の目標数値を公表するのは異例だ。有重部長は「フルモデルチェンジの際に軽量化を推進する。従来はモデルチェンジのたびに5〜6%重くなっており、かなり高いハードルになる」と述べた。

05年を起点に10年間での達成を図るので、実際のモデルチェンジの機会は各モデルとも1〜2回となる。日産は材料の置き換えや部品一体化など構造の見直し、さらに新工法の開発をなど軽量化技術の開発を総合的に進めており、今後一層の開発強化を図る。

《池原照雄》

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