iPhoneやiPadで操縦可能なリモコンヘリ、日本発売開始!

自動車 テクノロジー ネット
iPhoneやiPadで操縦可能なリモコンヘリコプター、本日から日本発売開始! iPhoneやiPadで操縦可能なリモコンヘリコプター「AR.Drone」
iPhoneやiPadで操縦可能なリモコンヘリコプター、本日から日本発売開始! iPhoneやiPadで操縦可能なリモコンヘリコプター「AR.Drone」 全 7 枚 拡大写真

 仏に本社を置くパロットは16日、iPhone/iPad/iPod touchで操縦可能なリモコンヘリコプター「AR.Drone」の日本における店頭販売を開始。予想実売価格は43,800円前後。

 販売店舗はソフトバンクショップの大通店、池袋西口店、表参道店、田町店、名古屋駅前店、心斎橋店、高松中央店、リバーウォーク北九州店。オンライン予約も同日から開始し、アマゾン、ソフトバンクオンラインショップ、京商オンラインショップで近日予約開始としている。

 「AR.Drone」は、流線形のコックピットに、4個のブラシレス・モーターで回転する4枚のプロペラを備えたリモコンヘリコプター。2010年初頭の国際家電見本市「CES 2010」でプロトタイプが公開され、8月に欧州各国、9月に米国で販売開始。アジアでの販売は日本が初めてとなる。

 iPhone/iPad/iPod touchで操縦するのが最大の特長。無線通信にはWi-Fiを採用し、Wi-Fiネットワーク構築機能はヘリ本体に備えているため、web接続やルーター環境は不要。操縦の際は、iPhone/iPad/iPod touchをヘリが発信するネットワークに接続するのみとなっている。なお、操縦専用アプリの「AR.FreeFlight」をAppStoreからダウンロードする必要がある(提供は無料)。

 操縦モードには初級、上級をそろえ、それぞれの用途に応じて操縦可能。端末の画面上の離着陸ボタンにタッチすると、モーターが始動して機体が離陸し、数10cmの高度で自動静止してプレーヤーの指示を待つ形となる。あとは各操作ボタンに応じて、上昇や下降などが楽しめる。また、操作の動きは、iPhone/iPad/iPod touch内蔵の加速度センサーで感知され、前後左右に傾けることで機体を任意の方向に移動させることができる。

 機体はフロントカメラと垂直カメラ(下部)の2基のビデオカメラを搭載し、飛行中に撮影したライブ映像をiPhone/iPad/iPod touchの画面上にストリーミング配信。AR(拡張現実)の名のとおり、ARの特殊効果をリアルタイムで画面上で重ね合わせ、カメラが認識したタグ(マーカー)をロボットやモンスターなどとして表示し、端末の画面上で表示して楽しめるという。どちらのカメラの動画を表示するかは任意で選択でき、2基のカメラの動画同時表示も可能としている。なお、近日公開予定として、2機の「AR.Drone」による対戦が可能なマルチプレー対応アプリ「AR.FlyingAce」も用意した。

 屋内用、屋外用に適したハル(プロペラカバー、コックピットカバー)を同梱。屋内用と屋外用では見た目の印象が異なるが、どちらも同じ機体となる。4つの丸い保護用ループを装着したパターンが屋内用、コックピットにカバーをかぶせ、プロペラをむき出しにしたパターンが屋外用としている。

 機体の素材には、カーボンファイバーと高い強度を誇るPA66プラスチックを採用。内部には3軸加速度センサー、2つのジャイロメーター(1軸/2軸)、超音波センサーなどを内蔵する。飛行高度は自動制御で上限が6m。最高飛行速度は時速18km(秒速5m)。航続時間はバッテリ1個分の飛行時間として約12分。

 Wi-Fiは802.11b/gに対応。フロントカメラの解像度は640×480ピクセル、垂直カメラの解像度は176×144ピクセル。円形の屋内用ハル装着時のサイズは幅52.5×奥行き51.5cmで重さは420g、屋外用ハル装着時は幅45×奥行き29cmで重さは380g。

 機体のCPUはParrot P6 ARM926 core 32bits(468MHz)で、Linuxプラットフォームを搭載。RAMは128MBで、同じく128MBのフラッシュメモリを内蔵する。Wi-FiまたはUSBによるファームウエアアップデートが可能。

 また、本日から開催された東京ゲームショウ(幕張メッセ)にて、日本で初めて一般公開されている(16日、17日はビジネスデイ、18日、19日は一般公開日)。加えて、23日には秋葉原の「UDX」にて、10月1日と2日には六本木の東京ミッドタウンにて「AR.Drone体験イベント」が開催される。入場は無料。

iPhoneやiPadで操縦可能なリモコンヘリ「AR.Drone」、本日から日本発売開始!

《小口@RBBTODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 日本にはないアバルトの高性能SUV、『パルス アバルト』が大胆イメチェン!
  4. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る