三菱マテリアル、鋳鉄用フライスカッタを開発

自動車 ビジネス 企業動向

三菱マテリアルは、刃先交換式の切れ刃強化形鋳鉄肩削りフライスカッタ「VOX400形」を開発、販売子会社の三菱マテリアルツールズが販売開始すると発表した。

鋳鉄は、工作機械の筐体や、自動車・二輪車などの輸送用・農業用機械部品などさまざまな分野に使用されており、市場では生産性の向上が求められている。また、複雑形状の鋳鉄も多く、工具と被削材の干渉のない高能率加工が可能な肩削りカッタのニーズも高い。

今回開発した切れ刃強化形鋳鉄肩削りカッタは、独自の縦置きインサートを採用することで、主分力を厚み方向で受け、高い剛性を実現する。凸曲線切れ刃とねじれ逃げ面を採用した独創的なインサート形状により、切れ味の良さと耐欠損性を両立する。

右勝手で全8コーナが使用可能なため、高い経済性を実現するほか、鋳鉄加工に耐溶着性を持つCVDコーティング材種「MC5020」を採用して長寿命化した。

初年度4億円の売上げを見込んでいる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  2. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  3. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  4. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  5. ホンダ『N-ONE e:』の価格を予想、280万円台からか…実質ガソリンモデル並み?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る