ヤマハ、300馬力4スト船外機を開発---クラス最軽量

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F300B
F300B 全 1 枚 拡大写真

ヤマハ発動機は、クラス最軽量の300馬力4ストローク船外機『F300B』を開発し、9月24日から発売する。

F300Bは、新開発の総排気量4169cc、60度V型6気筒DOHC24バルブエンジン。溶射技術を投入した「スリーブレスシリンダー」を採用するなどして軽量・コンパクト化し、2ストローク船外機並みのクラス最軽量を達成した。

同時に、精密に計量した燃料を最適なタイミングで燃焼室に供給する「マルチポイントフュエルインジェクション」の採用や、ブローバイガスに混合したエンジンオイルを分離し、燃料のみを再び燃焼室に戻す「ブローバイガス再燃焼システム」を採用した。また、アイドリング時に排ガスを迷路構造のチャンバーで徐々に膨張させ中・低速域での騒音を低減する「アイドリング騒音低減システム」の採用などで、スピード性能と燃費性能の両立を図った。

環境対応では、世界で最も厳しい米国カリフォルニア州大気資源局(CARB)の2008年度規制値の最高基準値(3ツ星)に適合する。

価格はF300BETXが241万2900円。

《レスポンス編集部》

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