【パリモーターショー10】フーガ HV、欧州インフィニティ最速に

自動車 ニューモデル モーターショー
インフィニティ M35h(日産フーガハイブリッド)
インフィニティ M35h(日産フーガハイブリッド) 全 6 枚 拡大写真

日産の高級車部門、インフィニティは23日、30日に開幕するパリモーターショーで初公開する『M35h』(日本名:日産『フーガハイブリッド』)の詳細を明らかにした。

M35hは、3.5リットルV型6気筒ガソリンエンジン(306ps)にモーター(68ps)を組み合わせたハイブリッドシステムを搭載。2次電池は、蓄電容量1.3kWhのリチウムイオンバッテリーだ。

日産が自社開発したシステムは、モーター走行時や減速時には、抵抗となるエンジンを完全にシステムから切り離せるのが特徴。モーター走行時にはモーターのパワーをフルに活用し、減速時にはタイヤの回転エネルギーを発電に利用するため、エネルギー効率が高いというメリットを備える。

今回インフィニティが明らかにしたのは、そのパフォーマンスと環境性能。M35hは0-100km/h加速5.9秒以下、最高速250km/h(リミッター作動)の卓越したパフォーマンスを実現する。インフィニティによると、5.9秒の0-100km/h加速は、欧州でのインフィニティ車で最速だという。

また、欧州複合モード燃費は13.7km/リットル、CO2排出量は170g/km以下。モーター単独で、最大2km、80km/hでゼロエミッション走行できることもあり、高い環境性能を達成する。

M35hは、欧州市場で2011年春に発売。インフィニティは欧州で人気のディーゼル搭載車、『M30d』とともに、優れた環境性能をアピールしていく方針だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『GRヤリス』にモータースポーツ由来の空力パーツ採用!「エアロパフォーマンス」誕生
  2. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  3. カスタムカーの祭典、愛知で初開催!「オートメッセ in 愛知 2025」7月26-27日
  4. なぜ? 日産 リーフ 新型がクロスオーバーSUVに変身した理由
  5. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る