GM、新型ポリスカーをテスト…ライバルを超える性能を確認
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カプリスPPVは、6.0リットルV型8気筒ガソリンエンジンを搭載。最大出力355ps、最大トルク53.1kgmを発生する。トランスミッションは、6速ATだ。
GMはこのカプリスPPVを、米ライバル2社のポリスカーと比較するため、社内テストを実施。フォード『クラウンビクトリア・ポリスインターセプター』と、ダッジ『チャージャー・ポリスパースト』をテストコースに持ち込み、加速性能やハンドリング性能をチェックした。
GMによると、カプリスPPVは0-96km/hと0-160km/hの加速テストで、ライバル2車を凌駕。最高速とブレーキテストにおいても、フォードとダッジを上回る性能を示したという。
カプリスPPVは2011年春から、全米の警察へ配備される予定。GMのジョイス・マットマン氏は、「米国の警察は、モダンで高性能な後輪駆動モデルを求めている。カプリスPPVこそ、最高のポリスカーにふさわしい」とアピールしている。
《森脇稔》