マヨネーズが原因、8台関係の多重衝突

自動車 社会 社会

25日午前0時ごろ、兵庫県加古川市内の国道2号・加古川バイパス下り線で、バイクの単独転倒を発端とした多重衝突事故が発生した。車両8台が巻き込まれ、3人が軽傷を負った。路上に落ちていたマヨネーズを踏み、この油分でスリップしたものとみられる。

兵庫県警・高速隊によると、事故が起きる約10分前に「路上にマヨネーズが入った段ボール箱が散乱している」との通報が寄せられた。

同隊がパトロールの準備を進めていたところ、マヨネーズの油分でスリップしたバイクが単独転倒。これを避けようとした乗用車が中央分離帯に衝突するなど、後続車も衝突や追突を繰り返し、結果として車両8台が関係する多重衝突に発展した。この事故で3人が打撲や擦過傷などの軽傷を負っている。

路上に散乱していた段ボール箱は先行するトラックから落下したとみられ、約300mの範囲に数個が落ちていた。中身はマヨネーズで、これを通過車両が踏んでいったことで路上に拡散。油分でスリップしやすくなったようだ。警察では荷崩れを起こした車両の特定を進めている。

現場は加古川市加古川町付近で、片側2車線。路面についた油分を除去する作業のため、事故現場を含む加古川東ランプ-加古川ランプ間が約5時間に渡って通行止めとなった。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
  2. 公取委、ダンロップに行政処分 全天候型タイヤ「安売り阻止」疑い[新聞ウォッチ]
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. オランダの愛好家が10年で完全復元した、世界に1台だけのポルシェ『356A』
  5. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る