ジェイテクト、中国企業と自動車用軸受の合弁生産で合意

自動車 ビジネス 海外マーケット

ジェイテクトは、中国の瓦房店軸承集団(ZWZ)と、中国で自動車用軸受を合弁で生産することで合意した。

この合意を受けて両社による経営委員会、共同営業チームを発足し、今後3か月をめどに合弁契約書を締結する予定。合弁会社の出資比率は折半出資とし、総投資額は約10億元(約125億円)を予定している。

ジェイテクトでは、自動車市場が成長している中国での生産・販売・技術開発体制を強化する方針。中国事業では現在、1994年に設立したミニチュア・小径軸受の生産会社を皮切りに、現在14の生産拠点を持つ。中国トップクラスの軸受企業であるZWZとは、1995年に自動車ホイール軸受の合弁工場を設立した。

今回、これまでの合弁事業の枠を超え、自動車用軸受に加えて、鉄道用・風力発電用などの産業機械・市販分野での協業も視野に入れ、合弁会社を設立することで合意した。

新設する合弁会社は、エンジンやトランスミッション、ホイール用などの自動車用軸受を生産し、日欧米系自動車メーカー、中国資本の自動車メーカーに供給、中国市場で自動車用軸受のトップシェア獲得を目指す。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  3. 【BMW 2シリーズグランクーペ 新型試乗】今、日本にちょうどいいBMW…中村孝仁
  4. マツダ『CX-3』終焉は近い? ガソリンとディーゼル2種に集約、SNSではさまざまな考察飛び交う
  5. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る