マセラティ、エントリーモデルの日本導入を明言

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2010年4月にフィアットグループの中期計画発表で、セルジオ・マルキオーネCEOが「2014年までに、マセラティにエントリーモデルを設定する」とアナウンス。この計画発表を受けて、マセラティ・ジャパン代表取締役社長のファブリッツィオ・カッツォーリ氏が日本への導入を明らかにした。

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このエントリーモデルは「マセラティのプロダクトレンジ拡大を担う」重要なモデルとして位置づけられており、「『クアトロポルテ』は1500万円から1700万円だが、その下に位置するモデルとして1000万円程度を想定している」という(カッツォーリ氏)。

ライバルは「いわゆるEセグメントと呼ばれるカテゴリー」とのことだが、BMW『5シリーズ』やメルセデスベンツ『Eクラス』は600万円台から800万円台のモデルが販売の中心。したがって日本ではドイツ勢よりも若干高めのプライスタグということになる。

日本市場のEセグメントは伝統的にドイツ車勢が圧倒的に強く、かろうじて英国ジャガーが『XF』(および前モデルの『Sタイプ』)で食い込んでいる程度で、レクサス『GS』も苦戦を強いられている。

イタリアンブランドはかつて80年代にランチア『テーマ』やマセラティ『ビトゥルボ』でカルト的な人気を博したものの、その後は不発。80年代末から90年代にはアルファロメオ『164』『166』が登場したが、ドイツ勢の後塵を拝していた。フルサイズサルーンの現行『クアトロポルテ』で一定の成果を挙げたマセラティが、この牙城を崩せるか、大変興味深い。

またクアトロポルテは、新モデルの導入に先立つ2012年にフルモデルチェンジをおこなう予定だ。こちらもボトムレンジモデルの価格を若干下げることを想定しているという。

《北島友和》

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