フォルクスワーゲンの子会社でチェコに本拠を置くシュコダは29日、パリモーターショー開幕前のプレスイベントにおいて、同社初のEVプロトタイプ、『オクタビア・グリーンEライン』を披露した。
同車は『オクタビア』のワゴン、『オクタビア・コンビ』をベースに、EVパワートレインを搭載。モーターは最大出力115ps、最大トルク27.5kgmを発生。2次電池は、蓄電容量26.5kWhのリチウムイオンバッテリーだ。
動力性能は、0-100km/h加速が12秒、最高速が135km/h。1回の充電で、最大140kmを走行できる。
シュコダは同車を使用した実証実験を、2011年にスタート。シュコダのウィンフリード・ヴァーランド会長は、「環境に優しい車はシュコダのコミットメント」と語り、EVの早期市販化に意欲を見せている。