富士通テンが「ECLIPSE(イクリプス)」ブランドで扱うドライブレコーダーなど2製品が、2010年度グッドデザイン賞を受賞した。
受賞したのは、カメラ・本体一体型ドライブレコーダー『DREC100』と、トヨタ自動車と共同開発した純正用品SDナビゲーション『スマートSDナビ NSZT‐W60』。
DREC100は、カメラと本体を一体化しリーズナブルな価格を実現したドライブレコーダー。エンジン始動と同時に撮影を開始する「常時記録」機能(最長6時間)を搭載している。
審査では「本機は従来のドライブレコーダーに対しコンパクトで形状も取り付け部、本体、操作部そしてレンズ部など全体がバランス良くまとめられている」と評価された。
NSZT‐W60は、SDナビとしては初めて、新しい地図データに更新できるマップオンデマンドを搭載。SDカードに音楽CDを録音できるサウンドレコーディングにも対応した、フルセグチューナー内蔵のAVN。審査では「造形的には全体として美しくかちっとした印象に仕上げられている。本体の操作系が、独自の表情をつくりあげていて、上質感を感じるデザイン」と評価された。
同社では、グッドデザイン賞を1985年より受賞しており、今回の受賞で他社との共同受賞を含め累計36商品になる。