ルノーは9月30日、パリモーターショーにおいて『ZOEプレビュー』を披露した。小型5ドアハッチバックのEVで、次期『クリオ』(日本名:『ルーテシア』)を示唆したコンセプトカーと見られる。
ZOEプレビューのボディサイズは、全長4086×全幅1788×全高1540mm、ホイールベース2575mm。欧州Bセグメントに収まるコンパクトサイズだ。
モーターは最大出力80ps、最大トルク22.6kgmを発生。0-100km/h加速は8.1秒、最高速は135km/h(リミッター作動)の性能を持つ。
2次電池はリチウムイオンバッテリー。1回の充電で、最大160kmを走行できる。充電は、家庭用コンセントで3.5〜8時間。クイックドロップと呼ばれるバッテリー交換方式なら、約3分で完了する。
ルノーはZOEプレビューの考え方を反映した市販車を、2012年からフランス工場で生産する計画。次期クリオ(日本名:ルーテシア)は、限りなくこのコンセプトカーに近いモデルとなりそうだ。