【パリモーターショー10】MINI、初の二輪は電動スクーター

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MINI スクーターEコンセプト
MINI スクーターEコンセプト 全 10 枚 拡大写真

BMWグループはパリモーターショーで、MINIブランドの電動二輪車『MINIスクーター・Eコンセプト』をパリモーターショーで公開した。

MINIブランド特有のドライビング・プレジャーを、初めて二輪車セグメントへ持ち込んだモデルで、電気駆動コンセプト、個性的なデザイン、考え抜かれた機能性をMINIらしいスタイルで融合させるという試みに挑戦したとしている。

スクーターEコンセプトは、後輪が電気モーターで駆動する方式で、リチウムイオン・バッテリーを搭載する。エネルギー供給は、付属の充電ケーブルを使い電源プラグからチャージされる。

できるだけ小さいサイズで、空間を効率よく利用することで個性的なモビリティを実現するという原則に基づき、MINIブランド初の二輪車としてコンパクトなサイズで最大2人が乗車できる。

スクーターEコンセプトのフロント・ビューは、大きな丸型ヘッドライト・ユニットが特長で、完全な円形ではなく、周囲の曲面形状に合わせたデザインとなっている。リア・エンドも、リア・ホィール・カバーの左右に位置するテール・ライト・ユニットを直立配置し、透明なカバー・ガラスによりテールライト、ブレーキ・ライト、ターン・インジケーターを立体的に見せている。

2人乗り仕様は、MINI Eのカラー・デザインをベースとしている。マット・アンソラジットの塗装が、シート表面のイエローとの魅力的なコントラストをかもし出すのに加え、ヘッドライト・ユニット周りのさまざまに色が変化する塗装面と、イエローのミラー・カバーがアクセントを添えている。シート表面には丈夫なファブリック素材を採用し、イエローのシート表面を囲むようにイエローのパイピングがあしらわれている。

また、丸型メーターの内側には、キー、ディスプレイ、集中操作機能を受け持つアップル社の『iPhone』用のスナップイン・アダプターを装備する。ライダーがiPhoneをはめ込むと、すぐにイグニッションがオンになり、スクーターを走行させることができる。必要に応じてiPhoneをナビゲーション・システム、ミュージック・プレーヤー、電話として利用することができるほか、Bluetoothインターフェースを利用すれば、iPhoneとMINIコレクションのヘルメットとを無線接続することができる。

車載バッテリーを充電するための時間を短縮するため、後輪内側の塗装されたホイール・カバー内に収納されている電気モーターにリチウムイオン・バッテリーから電源を供給する。後部には、コンパクトなバッテリーのほか、充電システムと専用接続ケーブルがコンパクトに収納されている。充電ケーブルには電源プラグが付いており、一般家庭のコンセントに差し込んで充電できる。

《レスポンス編集部》

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