住友金属鉱山、HV・EV用電池正極材事業を強化…電池研究所新設

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住友金属鉱山は、ハイブリッドカー(HV)や電気自動車(EV)向け二次電池用正極材事業を拡大するため、10月1日付けで「電池研究所」を新設した。

同社の電池材料事業は現在、大手自動車メーカーに採用されているハイブリッドカー向けニッケル水素電池の正極材や高性能パソコンなどで採用されている高容量リチウムイオン電池用正極材を主力製品としている。

電池研究所では、これまで研究部門と製造部門に分かれていた開発体制を統合し、研究開発の一元的体制を確立するとともに、事業化までを視野に入れた総合的な開発機能を持たせ、顧客ニーズに迅速に対応していく。

具体的には、主力製品の改良強化により既存顧客でのシェアアップを図るほか、ハイブリッドカーや電気自動車用をターゲットとする新たなニッケル系および三元系のリチウムイオン電池正極材の事業化や新規材料開発等による新規需要開拓を目指す。

《レスポンス編集部》

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