フォード米国新車販売46.3%増、主力車が牽引…9月実績

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フォードFシリーズ
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フォードモーターは1日、9月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は16万0873台で、前年同月比は46.3%増。2か月ぶりに前年実績を上回った。

ブランド別では、フォードが前年同月比49.3%増の14万7057台、リンカーンが25.6%増の7510台、廃止が決まっているマーキュリーが15.9%減の6306台だった。

フォードブランドの乗用車系では、主力セダンの『フュージョン』が前年同月比46.9%増の1万5918台と、4か月ぶりに増加。2011年初頭に新型を投入する『フォーカス』も、48%増の1万3587台と健闘を見せた。

また、『トーラス』は前年同月比37.4%増の6977台と好調。2011年モデルでエンジンを一新した『マスタング』も、17.1%増の5760台と支持された。新発売のコンパクトカー、『フィエスタ』は3050台を売り上げている。

フォードブランドのライトトラック(ピックアップトラック/SUV/ミニバン)系では、ベストセラートラックの『Fシリーズ』が、前年同月比40%増の4万7433台を販売。『エスケープ』も64.7%増の1万4313台、大型SUVの『エクスペディション』は、24.4%増の2949台と好調だ。

マーキュリーブランドでは、エスケープの兄弟車の『マリナー』が、前年同月比65.4%増の2208台。フュージョンの兄弟車の『ミラン』は、4.1%増の1639台だ。

リンカーンブランドでは、『MKX』が前年同月比75.6%増の2658台、大型セダンの『タウンカー』が149.3%増の1169台を売り上げている。

フォードの今年1〜9月米国新車セールスは、前年同期比20.9%増の143万9213台。同社のケン・クズベイ副社長は、「高品質で燃費性能に優れるフォード車が、販売店に新たな顧客を呼び込んでいる」と述べた。

《森脇稔》

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