パーク24と北九州市は、市の公用車を活用して電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド(PHV)の普及促進を目的としたカーシェアリングと充電利用の実証実験を実施する。
北九州市でEVなどを活用した大規模な実証実験は初めてで、11月中旬から約1か月間実施する。
北九州市は、環境モデル都市として、EVやPHVなどの次世代自動車の導入を進めている。今年度は国土交通省の「環境対応車を活用したまちづくりに関する実証実験」に選定された。
これを受け、北九州市とパーク24は共同でEVカーシェアリングの実証実験を実施する。北九州市が公用車として使用している三菱自動車のEV『i-MiEV』とトヨタのプラグインハイブリット『プリウス・プラグインハイブリッド』を土・日・祝日に北九州市民に無料で貸し出す。
同時に、市内で運営する時間貸駐車場「タイムズ」のうち、約15か所に充電設備を設置し、EV、PHVの運転と駐車場での充電を体験してもらう。
市民に次世代環境自動車を体感してもらい、環境への意識を高めてもらうと同時に、走行ルートや走行距離、充電施設の利用時間などを調査、EVの普及に向けて施策を検討する材料として活用する。