ボルボに新コンパクトカー計画…ターゲットはBMW

自動車 ビジネス 海外マーケット
ボルボノースアメリカCEOは「車種間のギャップを埋める新型コンパクトセダンが必要」と語る
ボルボノースアメリカCEOは「車種間のギャップを埋める新型コンパクトセダンが必要」と語る 全 5 枚 拡大写真

フォードモーターから中国の吉利に親会社が変わり、新たなスタートを切ったボルボ。そのボルボが、新しい小型車の開発を進めているという。

米国の自動車メディア、『オートモーティブニュース』によると、新型車には2種類があり、ひとつはBMW『1シリーズ』クラスのコンパクトセダン。もうひとつは、同じくBMWの『X1』をターゲットにした小型SUVだという。

ボルボカーズノースアメリカのドン・スペックCEOは、同メディアの取材に対して、「新型『S60』とボディサイズが重なるS40は、今後2年以内に導入を中止する。我々には、車種間のギャップを埋める新型コンパクトセダンが必要だ」と語り、新たな入門セダンの導入を示唆した。

さらに、同CEOは「BMW『X1』サイズのSUVも発売する。なぜなら、このクラスは、まだまだ伸びる市場だからだ」と述べ、小型SUV市場に参入する意向を表明した。

ボルボを傘下に収めた吉利は、2015年までにボルボの中国セールスを年間15万台へ引き上げるなど、大幅な拡大路線を打ち出している。小型セダン&SUVの投入も、この路線に従ったものといえそうだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る