フォルクスワーゲンは7日、『イオス』の2011年モデルを発表した。同社にとって、今年13番目の新車で、正式発表は11月17日に開幕するロサンゼルスモーターショーとなる。
エクステリアはVWの新しいデザインDNAを導入。ヘッドライトやグリル、テールランプのデザインが変更された。リアバンパーには、新たにディフューザーが組み込まれている。
エンジンは複数が用意されるが、中でも「ブルーモーション」仕様の2.0リットル直列4気筒ターボディーゼル「TDI」(最大出力140ps)は、アイドリングストップやブレーキエネルギー回生システムを採用。欧州複合モード燃費は20.83km/リットルと、従来よりも約14%改善された。
室内は、カラーディスプレイ方式の多機能インパネを導入。2世代目のパークアシスト、ルーフの開閉機能が加わったキーレスアクセス、夏期の表面温度上昇を抑えるクールレザーなどが用意される。
2011年モデルのイオスは、欧州では2011年1月半ばから販売開始。ドイツでの価格は、2万7975ユーロ(約320万円)からと公表されている。