【ホンダ フィットHV 発表】目立たずハイブリッドに乗りたい人に
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一方、フィットハイブリッドの登場により、インサイトの役割も変わる。「今まではインサイトをみんなのハイブリッド車としてアピールしていたが、そのポジションは、さらに安くて室内が広いフィットハイブリッドに譲る」と話した。インサイトは、現在ホンダのラインナップから姿を消してしまった5ナンバーコンパクトセダンのポジションとして、より仕様・装備を充実させて販売につなげるねらいだ。
また、販売店においても変化があると予想する。今まではインサイトを見るために来店、値段でフィット、広さで『フリード』を検討するという流れがあった。これからは、ハイブリッド車を見に行くという点で相乗効果が期待でき、来店すれば、フィットハイブリッド、インサイト、『CR-Z』というラインナップで顧客を迎えることができるという。
なお、今後の販売については、フィットハイブリッドは「エコカー補助金なし」という前提の中でも購入を待っていた顧客が大勢いたとして、エコカー補助金終了後の営業展開にも自信を見せた。
《正田拓也》