【ホンダ フィット 一部改良】意味あるデザインで燃費向上

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フィットハイブリッド
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ホンダ『フィット』がマイナーチェンジすると同時に、ハイブリッドモデルを追加し8日より発売を開始した。今回のマイナーチェンジでは、主に空力を意識してデザインされ、燃費向上にひと役買っている。

画像:新型フィットの空力を意識したデザイン

本田技術研究所四輪R&Dセンターデザイン開発室第1ブロック1スタジオ中原潤さんは、そのポイントは大きく2つに分けられ、ひとつは、最小開口、もうひとつは風の流れ自体を適正化させるということにあるという。

まず、最小開口は、「フロントロワーグリルの開口を、ラジエーターやコンデンサーに本当に必要な開口だけにしています。それをベースに『インサイト』をはじめとする先進顔のモチーフを使いながら、先進環境ファミリーの一員にしました」と話す。

また、風の流れに関して中原さんは、ホイールアーチとタイヤとの空間が最も風を巻き込み、空力に影響すること、そして、フロントでその巻き込みが起こると、リアでどんなに良い処理をしても全く効かないのだ、と語る。そのうえ、フィットはフロントオーバーハングが非常に短いため、ホイールアーチの渦をなかなか消すことが難しいと話す。そこで、「フロントフェンダーのホイールアーチにキャラクターラインをもう1本追加(上側)し、そこにエッジを立たせることで、少しでも距離を稼ぎ、空気の流れを適正化しようとしたのです」と説明する。それに伴い、ヘッドライトやリアコンビにもエッジを立たせて適正化に貢献させており、それにより約2%空気抵抗が減ったという。

中原さんは「今回はマイナーチェンジなので、形を変えるというのは逆に大きな仕事ではありました。ただ、今回は変えたいから変えるのではなく、意味のある変更を行っているのです」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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