パナソニック電工と三洋、リチウムイオンソーラー街路灯を発売

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リチウムイオンソーラー街路灯
リチウムイオンソーラー街路灯 全 2 枚 拡大写真

パナソニック電工と三洋電機は14日、「太陽電池」と「リチウムイオン電池」を一体化させたソーラー街路灯を開発、『EVERLEDS リチウムイオンソーラー街路灯』としてパナソニック電工から2タイプを発売すると発表した。発売時期は2011年1月の予定。

ソーラー街路灯は、三洋電機の世界最高水準の変換効率を持つ単結晶系ハイブリッド型太陽電池モジュールと、リチウムイオン電池を一体化した薄型の「太陽電池一体型蓄電ユニット」を搭載する。

昼間に太陽光エネルギーによる太陽電池で発電し、電力をパネル裏のリチウムイオン電池に蓄え、夜間にLED照明で約15時間照らす。従来のような大型の鉛蓄電池を別途設置する必要がなく、省スペースで自由度の高いデザインを採用した。鉛レスで環境負荷にも低減する。

これまでソーラー街路灯事業は両社それぞれ事業化していた。パナソニック電工、三洋電機ともにパナソニックの子会社となったことから、今後は三洋電機が強みを持つ「太陽電池」と「リチウムイオン電池」などのデバイス、パナソニック電工が強みを持つ「LED照明器具」や「電源ユニット」と組み合わせ、競争力の高いソーラー街路灯を開発する。また、販売についても、パナソニック電工電材マーケティング本部を中心に、その他の省エネ商材とあわせて市場にあわせたソューション営業を展開する。

将来的には、海外での器具やデバイスの展開についても検討する。

《レスポンス編集部》

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