【Fニッポン 第6戦】予選…ロッテラー降順
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しかし、19時38分に暫定予選結果の“改定版”が発表され、ロッテラーは「赤旗提示等の原因となったドライバーはペナルティを科せられる場合がある」という規則によって、5番グリッドへとダウン。大嶋和也(トムス)が繰り上がりでポールポジションを獲得し、2〜4位に平手晃平(インパル・トヨタ)、石浦宏明(チームルマン・トヨタ)、ロイック・デュバル(ダンディライアン・ホンダ)が並ぶこととなった。
ここで気になったのは、ロッテラーの“落としどころ”。Q3に進んだ8人のうち、ある程度まともなタイムが出ていたのは、タイムを取り消されたロッテラー以外では大嶋だけ。平手、石浦、デュバルは試走レベルのタイムが赤旗前に記録されていたが、6〜8位の3選手は、ロッテラーの出した赤旗によってノータイム状態を強いられた。だが暫定結果改訂版では、ロッテラーが依然としてその3人より上位(5位)にいる。
これに対し、さらなる紛糾も予想されるところではあったが、20時30分に正式予選結果が発表され、先の改訂版のとおりの順位で決着。とにかく明日の決勝レースは、九州地区のファンのためにも“すっきりした好バトル”の実現を願いたいものだ。
《遠藤俊幸》