豊田章男社長、成瀬氏を追悼し植樹

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豊田章男社長のブログ「ドライバーモリゾウのBLOG」
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トヨタ自動車の豊田章男社長は、10月上旬ドイツ・ニュルブルクリンクに訪れ、6月に事故死したトヨタのチーフテストドライバー成瀬弘氏(67歳)を追悼し、事故現場に桜の木を植樹した。

これは、豊田社長が自身のブログの中であきらかにしたもの。豊田社長がニュルで『LFA』の「ノーマル」、「ニュルスペック」2台の比較試乗を行ったとき、チームの仲間の提案で、サーキット近郊の事故現場付近にドイツと日本の桜の木を植樹、また、ニュルのガレージとサーキットの目立たない場所にも無洗米を撒いたという。

ブログでは、「ニュルでの祈り」と題し、「ドライでもニュルは、思い切り踏み込むのが困難な道ですが、ウエットなうえに、成瀬さんのいないニュルを走るのも初めてでした。最初の2周は、慣熟走行をしながら雨の路面との会話に心がけましたが、次第に成瀬さんと一緒に走ったことを思い浮かべながら、2台の車両の走行テストを無事終了することができました。これも、10年以上成瀬さんに走り方を指導してもらったおかげといまさらながら感謝です」と成瀬氏を思いながら走行したことを語った。

植樹に関しては、「今できる精一杯の供養ですが、今シーズン中にニュルに来ることができてよかったと思います。成瀬さん、空からいつまでも我々を見守っていてください」と成瀬氏を慎むコメントを残している。

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