三洋電機、瀬戸内国際芸術祭に電動アシスト自転車40台を納入

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電動アシスト自転車「エネループバイクCY-SPA226A」
電動アシスト自転車「エネループバイクCY-SPA226A」 全 1 枚 拡大写真

三洋電機は10月14日、今月末まで瀬戸内海で開催されている「瀬戸内国際芸術祭2010」の会場のひとつである豊島(てしま)に、観光客用のレンタサイクルとして電動アシスト自転車『エネループバイク(CY-SPA226A)』40台を納入したと発表した。

豊島は面積14.4平方km、人口1000人という小さく静かな島だが、芸術祭が始まって以降、多くの観光客がクルマで押し寄せることになり、歩行者にとって危険であるばかりでなく、排気ガスによる大気汚染が懸念されていた。

しかも道幅が狭く起伏の多い島の道路を徒歩や自転車で巡ることは相応の体力が必要とされる。電動アシスト自転車「エネループバイク」の納入決定には、こうした背景があった。

瀬戸内国際芸術祭2010は、瀬戸内海の直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島と、高松港周辺を会場とし、それぞれの島に散りばめられたアートを道しるべにして、瀬戸内海の風景や島の文化や暮らしに出会うことができる、現代アートの祭典となっている。

7月19日のオープンから約2か月で、国内外から訪れた観光客の数は40万人を突破しており、会期終了までに目標の50万人を大きく上回ることは確実だという。

主催は瀬戸内国際芸術祭実行委員会で、香川県知事の浜田恵造氏が会長を務める。また総合ディレクターには、新潟県の里山で2000年から3年に1度開催されている越後妻有(えちごつまり)トリエンナーレ「大地の芸術祭」を手がけたアートディレクターの北川フラム氏が担当している。

《森口将之》

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