日本精工、高速工作機械用ボールねじを開発

自動車 ビジネス 企業動向

日本精工は、高速工作機械用ボールねじ「HMSシリーズ」を商品化し、2011年4月から販売開始すると発表した。

新製品は、独自の高速・静音技術を駆使したSRC循環方式を採用し、滑らかなボール循環を実現。これにより、許容dn値は従来のチューブ循環方式に比べ約20%アップの16万が可能となり、最高送り速度は、48m/minに達し、工作機械の生産性向上に貢献する。

同社では、自動車や航空機部品などの大きな部品を大量に加工用にリードの大きい高速工作機械用ボールねじ「HMDシリーズ」を展開している。また、精度が重視される金型などの加工機向けにはリードの小さいボールねじが使用されている。市場では、生産性向上のため、高速化と静音・低振動化の両立が求められており、新製品はこれらの用途に対応した。

新製品は2013年に10億円の売上げを目指す。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
  2. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  3. まさに水上のスポーツカー!ブラバスの「電動ジェットボード」登場、世界77台限定で340万円
  4. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  5. レクサス『LBX MORIZO RR』、イエロー映える限定車「Original Edition」価格は730万円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る