日本精工、高防塵性リニアガイドを開発

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日本精工は、シール部の潤滑が枯渇する環境などの過酷環境下での耐久性を向上させたリニアガイド「高防塵サイドシール付きローラガイド」を開発、2011年3月から販売開始する。

新製品は、新しい材料と新しい形状の採用により耐磨耗性を向上させた高防塵サイドシールを装着し、カバーだけでは完全には防げない異物の侵入を防ぐ。また、レール上面カバーでレールのボルト取り付け穴を塞ぐことで、異物の堆積を防ぎ、ローラガイド内部への異物の侵入を防ぐ。

高防塵サイドシールの耐磨耗性は、従来品の5倍以上に長寿命化、長期間にわたって防塵性を維持する。潤滑ユニット「NSK K1」を採用することで、軌道面とシール部の潤滑性を高め、シール部のむしれなどの損傷も発生しにくくなる。

グラファイトや焼結、セラミックなど、微細な異物粉が発生する環境で使用される工作機械に適している。

同社では、ラインナップを拡充することで、2012年にローラガイド全体で30億円の売上げを目指す。

《レスポンス編集部》

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