環境税、自工会も反対表明---民主党PTヒアリング

自動車 社会 政治

日本自動車工業会、日本自動車販売協会連合会など自動車関係4団体は20日、民主党税制改正プロジェクトチーム(PT)の地球温暖化対策検討小委員会(中塚一宏小委員長)のヒアリングに応じた。

自動車関係諸税の簡素化・軽減を求めたほか、地球温暖化対策税(環境税)の導入に反対を表明した。

自工会税制委員長である古橋衛トヨタ自動車専務は、暫定税率に代わる当分の間の税率を速やかに廃止するよう求め、総務省が提案している環境自動車税創設には、「本来廃止すべき重量税を存続させ、自動車税と一本化するのは到底容認できない」と断固反対を表明。地球温暖化対策税については、「総合的な検討や議論がないまま新たな負担を課す議論には反対する」などと述べた。

自販連の深津泰彦東京トヨタ自動車会長も、地球温暖化対策税について「自動車燃料だけが過大な負担になる税には断固反対」と述べ、総務省案の環境自動車税については「民主党マニフェストや税制改正大綱に反する」として反対した。

小谷忠幸全国軽自動車協会連合会会長は、「軽自動車税を引き上げる方向が示されたことに驚き、戸惑っている」と軽自動車税の引き上げに反対した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る