秋の高原ピクニック 3回軽井沢FIAT PIC・NIC

自動車 ビジネス 国内マーケット
80台以上が集まった第3回軽井沢FIAT PIC・NIC
80台以上が集まった第3回軽井沢FIAT PIC・NIC 全 12 枚 拡大写真

前日までの雨がウソのような素晴らしい秋晴れとなった23日、3回目となる『軽井沢FIAT PIC・NIC』が軽井沢中央公民館(長野県北佐久郡)を中心に開催された。

参加資格はフィアット及びイタリア車全般。主催は軽井沢FIAT PIC・NIC実行委員会とチンクエチェント博物館(愛知県知多郡)である。

関東近郊はもちろんのこと、関西圏からの参加も多いこのイベントは、のんびりと、好きなイタリア車をピクニック気分でドライブをしましょうという趣旨で開催されている。今年も、主催者が用意した素晴らしい100kmほどのドライブコースをエントラントはピクニック気分で楽しんだようである。また、その趣旨から家族での参加が多く見られるのもこのイベントの特徴で、非常にアットホームな雰囲気に会場は包まれていた。

しかし、ただ単に軽井沢周辺をドライブするのであれば、途中で飽きてしまうことも考えられる。そこで主催者は、コース上に様々なクイズをちりばめ、そこのポイントまで行かないと解答できないもの(例えばそこにある看板には何と書いてあるか)や、フィアットに関係するクイズなどを用意し、スタートしてからゴールまでの間にそれらを解答させるなど、様々な工夫が凝らされた。

また、タイムラリーも行われたが、それは、スタート時間とゴール時間を計測することで所要時間を測り、主催者が当初から決め表彰式までシークレットにしていた時間にどれだけ近いかという、運任せ的なゲームも用意された。主催者が決めていた時間は充分以上に余裕をもった時間で、途中でゆっくりお茶を飲んで、家族や仲間と語らったり、きれいな景色ではクルマを止めて眺めたりして欲しいという意図が隠されていた。

主催者によると、来年も10月の最終土曜日に開催を予定しているという。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  5. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る