22日、2010年度「リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」の受賞者が発表された。内閣総理大臣賞を山形県立置賜農業高等学校が受賞したほか、住友ゴムグループが経済産業大臣賞を受賞した。
内閣総理大臣賞を受賞した山形県立置賜農業高等学校「MOTTAINAI プロジェクトチーム」は、県、畜産試験場、食品加工業者、JA、農家、大学等と共同で、地域で発生するワインの搾りかす等の食品産業廃棄物を活用したエコフィード(リサイクル飼料)を開発。エコフィードを活用した生産物の販路を拡大するためのマーケティング活動をするなど、その利用促進にも取り組んでいることが評価された。
自動車関連では、住友ゴムグループが経済産業大臣賞を受賞。同社は2010年に、国内外の住友ゴムグループ主要製造拠点(国内6工場、関係会社5工場、海外6工場)の全てで完全ゼロエミッションを達成したことが評価された。
リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰は、リデュース・リユース・リサイクルの3R(スリーアール)の推進に貢献している個人、グループ、学校及び特に貢献の認められる事業所等を表彰するもので、経済産業省など関係7省が後援しリデュース・リユース・リサイクル推進協議会の主催による。
表彰式は、10月26日午後2時から、東海大学校友会館「阿蘇・朝日の間」にて行われる。