マン島TTレース優勝の米国製電動バイクを発売

エコカー EV
エレクトリック・モータースポート「Native S」
エレクトリック・モータースポート「Native S」 全 5 枚 拡大写真

岐阜県で輸入車・バイク販売を手がけるユニオートは10月25日、米国エレクトリック・モータースポート社と輸入販売契約を結び、同社の電動バイク『Native S』と『Native Z6』を発売すると発表した。

エレクトリック・モータースポート社は2001年設立の電動車両開発企業で、バイクのほかATV(オール・テレイン・ビークル)、船外機も手がけている。また伝統のモータースポーツ、マン島TTレースの電気部門オープンクラスでは、2009年に米国企業として初の優勝を手にしている。

スポーツタイプのNative Sは、モーター出力14.2kW(19.6ps)、車両重量135kgで、最高速度はメーカー試験値で112km/hと、電動バイクとしてはトップクラスの数字をマークする。バッテリーはリチウムイオン電池を使い、充電器は内蔵型で、充電時間は4.5時間、満充電での航続距離は96km。

Native Z6はスクーターで、モーターはNative Sと共通だが、バッテリー容量が異なるほか、充電器が別体となるため、車両重量は113kg、充電時間は4時間、航続距離は64kmというスペックになっている。今後、安価な鉛電池仕様も追加する予定になっている。

価格はNative Sが105万円、Native Z6が73万5000円。登録はガソリン車の126~250ccと同じ軽二輪で、車検は不要となる。

《森口将之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  5. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る