ヒュンダイ、「Made in the USA」を推進

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ヒュンダイが、米国での新車販売台数に占める現地生産比率を80%まで引き上げ、「最もアメリカンな自動車メーカー」を目指していることが分かった。

米国メディア『CNNマネー』によると、ヒュンダイモーターアメリカのジョン・クラフシック社長兼CEOは、同メディアの取材に対して、「2011年末までに、米国販売の80%を現地生産モデルにしたい」と語ったという。

GM、フォード、クライスラーの米ビッグ3でさえ、メキシコやカナダへの生産拠点移転によって、米国における現地生産比率は低下中。例えば、GMの米国新車販売に占める現地生産の割合は約60‐70%。米国生産比率が高いとされるクライスラーでも、80%を下回る水準だ。ヒュンダイが目標に掲げる80%は、米国に進出している自動車メーカーとしては、最も高い現地生産比率を意味する。

ヒュンダイは現在、米国アラバマ工場で、セダンの『ソナタ』とSUVの『サンタフェ』を生産中。同工場は2005年5月に稼働。それから4年半の2009年11月末、累計生産100万台にスピード到達したばかりだ。

同社のジョン・クラフシック社長兼CEOは、「将来的に、ヒュンダイは米国ベストセラー3車を現地生産にしたい」と、同メディアに意気込みを語っている。

《森脇稔》

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