【ジャパンカップ 2010】畑中勇介が3位表彰台を獲得、日本人選手も序盤から活躍
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多くのロードレースファンが詰めかけた宇都宮森林公園。レース序盤は福島晋一(グムサン・ジンセン・アジア)らのトップグループが抜け出したが、後方のメイングループも一定の間隔でそれを追走。レースが動き出したのは7周目で、メイングループのGarmin-Translations勢が一気にペースアップしてトップグループを吸収し、さらに同チームが集団をリードする形でレースをコントロールした。
そして9周目には、ゴールまで37kmを残した時点でガーミンのダニエル・マーティンが単独で逃げ出す。やや早すぎるアタックに思えたが、ダニエルは独走では不利な平地でも驚異的なペースでリードを保ち、最後には2位に57秒差をつけてゴールした。
2位には集団でのゴールスプリントを制したピーター・マクドナルド(オーストラリア、ドラパック・ポルシェ・サイクリング)、3位には日本人選手としては13年ぶりの入賞となる畑中勇介(シマノ・レーシング・チーム)が入った。また2年連続でツール・ド・フランスを完走、今年10月の世界選手権では9位に入り、ジャパン・カップでも期待のかかった新城幸也(ビーボックス・ブイグテレコム)は、2位争いのゴールスプリントに加わったものの9位に終わった。
《丹羽圭@DAYS》