【ITS世界会議10】住友電工、交通情報収受システムを世界へ

自動車 テクノロジー ITS
住友電工、交通情報収受システム
住友電工、交通情報収受システム 全 5 枚 拡大写真

住友電工は、交通情報収集システムを紹介した。日本の自動車メーカーやカーナビメーカーにOEM供給している同社の技術は、タイでも採用されており、さらなる海外展開を視野に入れている。

【画像全5枚】

住友電工が手掛けるシステムは、移動時間の算出、効率的な走行が可能な経路の計算、そしてプローブ情報の収受が行える。VICSデータを活用し情報を算出、自動車メーカーやナビメーカーにシステムごと提供している。

プローブ情報に関しては、新サービスの開発に着手している。プローブ情報を収集する場合、ユーザー母数の不足により正確な情報の生成が困難になることがある。そうしたときに、過去の情報や道路の相関関係から、母数の不足を補完する「学習エンジン」と「推測エンジン」の構築を進めているという。

2つのエンジンについては、今年度中に新サービスとして各メーカーへ提案することを目指し、急ピッチで開発が行われているようだ。

《土屋篤司》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  4. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  5. 日産の新型SUV『テクトン』、写真公開…2026年発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る