【ITS世界会議10】アイシン精機、車車間通信用のアンテナを開発中

自動車 テクノロジー ITS
CR−Zのアンテナは日本アンテナが供給している
CR−Zのアンテナは日本アンテナが供給している 全 3 枚 拡大写真

アイシン精機は、車車間通信用アンテナの開発に着手している。2012年7月に、これまでアナログ放送に割り当てられていた700メガヘルツ帯の周波数がクルマ向けに割り当てられる。同社は車載用通信技術の根幹を担うアンテナ技術を磨き、新たな事業分野の構築につなげる。

【画像全3枚】

アイシン精機といえば、ABSシステムやトランスミッションといったメカ系製品が主力だが、今後は電波や信号処理といった通信系製品の拡充を進める。

同社がITS世界会議に展示したのは車載用アンテナ。従来のアンテナは電波を受信しなければならない性質上、形は棒状で、製品から突出するデザインが主だった。同社が開発中のアンテナは、金属の板で電波をキャッチする。面で電波を受信できるため、デザインの自由度が増す。特にクルマのデザインでは、アンテナをいかに収納するかということが課題の一つとなっており、今後一定の需要が見込まれる。

同社では、開発中アンテナを、フロントガラスやピラーに内蔵することを検討しているという。

なお、ホンダの『CR-Z』や一部の高級車種ではすでに棒状ではなく、金属板を用いたアンテナが純正搭載されている。これは「シャークフィンアンテナ」などと呼ばれるもの。デザイン性に優れていることから、カー用品店でも同様の製品が販売されており、後付けすることも可能となっている。

今後、クルマが取得すべき情報量は増大する。移動体であるクルマのアンテナ技術は、安全な走行を支え、クルマの次世代化を支える技術となる。

《土屋篤司》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『WRX STI』新型は6気筒ボクサーのハッチバックに!?「タイプR」とガチンコ対決へ
  2. マツダ『CX-5』9年ぶりの新型発売…サイズ拡大で快適性向上、初のグーグル搭載も 価格は330万円から
  3. 【日産 エルグランド 新型】あえて全幅を45mm拡大!? 高級ミニバンの王者『アルファード』にないものと、ミスから生まれた“偶然の産物”
  4. 綾瀬はるかさん、マツダのブランドアンバサダーに就任「マツダの魅力をもっと知っていただくよう頑張る」
  5. 『MR2』だけじゃない! トヨタの600馬力スポーツカー『FT-Se』、いよいよ登場か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る