日本自動車工業会が発表した2010年度上半期（4〜9月）の福祉車両の販売台数は、前年同期比14.6％増の1万7330台となり、2年ぶりに前年を上回った。
高齢化社会による福祉車両に対する関心が高まってきたのに加え、福祉車両も制度途中からエコカー補助金・エコカー減税の対象になったことから需要が伸びた。
車種別では、普通車・小型車が同18.9％増の1万1278台と、2年ぶりにプラスとなった。車いす移動車や昇降シート車・回転シート車などが増加した。軽四輪車は同1.9％減の3899台だった。昇降シート車・回転シート車が減少した。バスは同29.7％増の2153台と、4年ぶりに前年を上回った。
