インドの超低価格車、ナノ が値上げ

自動車 ビジネス 海外マーケット
ナノ
ナノ 全 4 枚 拡大写真

インドのタタモーターズは1日、『ナノ』の価格を改定した。日本円で平均1万6000円の値上げとなった。

タタは2009年3月、ナノのインド価格を11万2735ルピー(約20万4000円)からにすると発表。その後、購入者殺到による混乱を避けるため、最初の10万台は予約抽選方式を取り、同年7月から納車を開始した。

今回、タタはナノの価格を発売以来、初めて改定。平均で9000ルピー(約1万6000円)、値上げした。タタは「過去2年間のコストを精査した結果、値上げせざるを得なかった」と説明する。

ナノのインド販売は、ここにきて伸びが鈍化。今年10月は3065台をセールスしたものの、前年同月比は2%増にとどまった。タタは11月から、ナノの販売エリアを拡大。ナノの顧客層は、初めてマイカーを手にするユーザーが中心なだけに、今回の値上げがどのような影響を与えるか注目される。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る