ヒュンダイは1日、10月の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は32万0291台。前年同月比は10.4%増と、2桁台の伸び率を確保した。
好調の要因は、米国などの海外市場。海外では10月、前年同月比15.2%増の25万7676台を販売した。内訳は、輸出分が13.6%増の9万6406台、海外生産分が16.1%増の16万1270台だった。
海外での今年1〜10月実績は、前年同期比26.1%増の244万8231台。その内訳は、輸出分が22.6%増の89万3906台、海外生産分が28.2%増の155万4325台と、ともに大幅に増加している。
一方、地元韓国では、不振。10月の韓国販売は、前年同月比5.8%減の6万2615台と、8月に見せた回復傾向からマイナスに転じた。バスやトラックを含む商用車は、26.9%増の1万5952台と売れているが、SUVが39.1%減の7028台、乗用車が6.4%減の3万9635台と落ち込んだのが響いた。
ヒュンダイの今年1〜10月世界販売は、298万7356台。前年同期比は、19.5%のプラスとなっている。